フィレンツェの職人に知り合うたびに、


『陽気でちょっとテキトーなイタリア人』

みたいなイメージは、

本当に表面的で作られたイメージだな、と思う。



みんな、とても真面目だし、

そして、意外にも自由な心も持っている。


『職人』= 頑固


みたいなのもまた、短絡的なイメージなのかもしれない。




例えば、こんなものを作ってみてほしい、と頼んだときに、


『やったことがないけれど、やってみましょう』


と、トライしてくれる。





今回、フィレンツェ本店の家具の生地貼りや、オーダーのクッションを仕上げてくれた職人さん。




穏やかで、とても物静かで、
実直な職人さんでした。





年末の忙しい時期なのに、私たちの滞在中に
急いで仕上げてくれました。





中心地からは少し離れた路地にひっそりと佇む工房で、きっと長い間、ハサミと針を手に、仕事に向き合ってきたのでしょう。





フェラガモ一族の別荘の中を全部任された時の写真を見せてくれました。