私は深い深い眠りの中にいた。


そこは花びらの内側の、内側。

固く閉ざした蕾の中。



花びらを通してとどく太陽の光は
白く、柔らかく私を包み込んでいた。


音はない。



やがて周りの花びらは、一枚、また一枚と剥がれて広がっていく。


白い光はいよいよまばゆくなっていく。


私まで真っ白の中に溶けてしまいそうだ。



突然に、私が身体を預けていた花びらが開き、

私は現実の世界に引きずりだされてしまった。






そんな、夢をみた。